LinableメンバーファイルNo.1

萩原 由紀

「アルバイトでもいいけれど、それしか本当にないのかな?と。けっこうガッツリ仕事したいタイプなので」

結婚後は仕事を探すものの、休みなどの条件面が折り合わず、なかなか仕事は見つからず…。
「アルバイトでもいいけれど、それしか本当にないのかな?と。けっこうガッツリ仕事したいタイプなので」

「ちょうどその頃、疎遠にしていた中・高校時代の後輩が広島に引っ越してしまうかもというので、会おうよとなったんです」

後輩はweb業界ではたらくwebデザイナー。
仕事の話を聞くうちに「webの編集者のようなもの、と聞いて『文章を書くのは好きだし、やってみたいなー…』と思ってSNSでつぶやいた」ところ、
中・高校時代の同級生だった株式会社凜の柳田代表に
「勉強しながらやってみたら?とすすめられました」

「まったくやったことのない仕事になったので、とまどいました」

実際、勉強してみると「情報が多岐にわたっていて、商品をどうみせるかがわからないと組み立てようがないので…。 できるようになるまで時間がかかりますね。
今までは、いわば時系列の仕事だったんです。
人材派遣会社なので、面接なら面接、紹介なら紹介をして…という具合ですね。
それが、webサイトになるといろんな要素が入ってきて、完成させるまでがひとつのテーブルで行われるという、 まったくやったことのない仕事になったので、とまどいました」

今回はコーディングという、プログラミングを手がけたが、
コーディングは「主人のお店のホームページを株式会社凜で作ってもらったので、その改修もできたら、と勉強をはじめた」ところ
「linableのサイトを作るから、やってみる?となりました」

「クローズの手伝いはしますが、『自営業の妻としてどうなの?』と思うことも…」

普段は仕事は在宅のみで、お店のお手伝いはしない。
「クローズの手伝いはしますが、『自営業の妻としてどうなの?』と思うことも…」
しかし、それは二代目であるご主人の意向でもあるそう。
お父様は結婚の前年に亡くなっており、お店はご主人と、ご主人のお母様が切り盛りなさっている。
家事は一切をひとりでこなしているが、
「お義母さんは人付き合いのプロみたいな人なんです。うまく表現できないんですけど…なんていうか、相手を『待つ』ことができる人」ゆえに
ぶつかることはないのだとか。
「ごはんも、いつも三人で食べていますよ」 自営業のため、食事のリズムは普通よりも3時間ほどずれている。
夜は22時の閉店後に食事をするのだが、じつはご本人「夜が弱いんです」
ゆえに「在宅でお仕事をする、今の生活リズムはあっているし、体もラクなんです」

「不真面目なことをするときも、まじめに不真面目してしまう」

こちらの問いに、言葉を選びながら丁寧に答えてくれる。
どこか奥ゆかしい言葉遣いも、大学時代の専攻は日本語日本文学科というから納得。
根がまじめで、「不真面目なことをするときも、まじめに不真面目してしまう」性格は
ブログにも表れている。
その文章は言葉を上手にあやつりつつ、ユーモアを感じさせるもの。
そう告げると「そうですか?だといいんですけど」と笑顔に…。
まっすぐで、自分にうそをつけない、どこか一本気なところをやわらかく包み隠したその笑顔。
やられました。

萩原由紀のある日の一日

<本人からのコメント>

昼食は、主人がお店の賄として作ってくれるので、お店のお客様の引き具合によって時間帯は結構ずれこみます。
仕事時間も、日によって忙しい日とそうでない日があるので、時間があまれば少し体を動かしたり、音楽を聴いたり。
自分の時間としても活用しています。