泉谷結
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株式会社オムニスはどんな会社ですか?
月額制でファッションレンタルができるアプリ「SUSTINA(サスティナ)」というサービス
を提供している会社です。
「所有」から「シェア」するスタイルへ、日本のファッション環境を優しくアップデートしたいという想いから「SUSTINA(サスティナ)」は生まれました。価値あるものを使い捨てない、サスティナブルファッションの未来を提案します。
フレキシブルな勤務体制とは具体的にどういうことですか?
当社はエンジニアだけではなく、全てのスタッフがリモートワークで勤務することが可能です。スタッフ同士がオンラインミーティングやチャットを利用し、密に連携をとることによって、リモートワークで勤務をしていても滞りなく業務の遂行が可能となる環境を整備しております。
また、子育て中のスタッフはお子さんを連れての出社も可能としております。
社内に託児所などは特別設けておりませんが、社内のスペースを使ってお子さん同士が上手に遊んでくれています。
お子さんが一人の時は、他のスタッフが相手をするなどスタッフ間で助けあう体制が自然とできています。
オムニスの理念について教えていただけますか?
オムニスの提供しているサービス「SUSTINA(サスティナ)」は、持続可能性を意味する
sustainability(サステナビリティ)からの造語です。
これまで消費を前提とした経済合理性が最優先である社会に対し、「SUSTINA(サスティ
ナ)」は大量に捨てられている衣類を、それは捨てすぎではないか?まだ使える方法がある
のではないか?と物の価値を再定義しました。物の価値を持続可能にするシステムを、創造することをミッションとしております。
また弊社はファッション業界ということもあり、女性スタッフも多く活躍しているため、女
性の立場からも社会を見つめなおしてみました。
女性の中には出産を機に会社を辞めざるを得なくなったり、子育てしながらは働きづらいと
感じていらっしゃる方は多いと思います。せっかくの経験やスキルを、そこで落としてし
まうのは非常にもったいないことです。
もっと働きたい方がいるなら、働ける環境を作ればいい。「SUSTINA(サスティ
ナ)」が誕生した経緯と同様に、働き方においても再定義をすることが結果的に社会のため
になるでのはないかと考え、それが現在のフレキシブルな勤務体制の実現にもつながってい
ます。
デザイナーのM・Oさんがオムニスに入った理由
大学卒業後、美術館で展覧会設計のデザインを経て、家電ブランドでインハウスデザイナーをしていました。
当時は毎日とても愉しかったのですが、多忙で仕事以外のことに時間を割く余裕がありませんでした。
デザインの仕事は、身体はもちろんのこと心にも余裕がないと続けられません。私自身、
「おばあちゃんになってもデザイナーを続けていきたい」と思うほど、デザインの仕事に
誇りを持っています。
その自分の描いた将来像に少しでも近づいていくためには、他の働き方もあるのではと考えていた頃、知り合いを通じて、オムニスの代表がデザイナーを探しているとのお話をいただきました。
オムニスの事業内容はもちろん、なぜ今それをすべきなのかという理念に強く共感し、
一緒に働いてみたいと感じました。
今後のビジョン
これまで、キャリア・結婚・出産を天秤にかけて悩んでいる先輩女性デザイナーをたくさ
ん見てきました。そんな中で私自身も彼女たちと同様に、これまで積み重ねてきた仕事と、
出産のどちらかを取捨選択しなければいけない日が来るのかもしれないと考えていまし
た。
しかし、オムニスでは子育てをしながら柔軟に働くママさんたちがたくさんいらっしゃい
ます。仕事と子育てとを両立できる職場環境を目の当たりにし、今では出産がこれまでの
キャリアのピリオドになるわけではないのだと思うようになりました
1日のスケジュール
日によって違うのでざっくりになりますが、9時半頃に会社につきます。忙しい時期は帰り時間が遅くなる時もありますが、早い日は18時・19時には帰りますね。家に帰ってからは、他の会社からの受託案件もやったりしています。
総務経理マネージャーで
子育てママの中西さんが
オムニスに入った理由
前職も、リモートワークが導入されたIT関連会社に約11年間勤務しておりました。 外資系の会社だったのですが、日本支社は業績があまりよくなく、支社をたたむことになったので辞めることになりました。
責任のあるお仕事をリモートワークでやらせてもらっていたので、他の会社ではこんな体制はもうないだろうと諦めかけていました。そうしたら、次の会社を探しているタイミングで、オムニスで既に働いている知人から連絡がありお誘いただきました。
そして、代表と面接した際に自分の将来ビジョンを聞いてくれ、働きたい気持ちを引き出してくれ、働き方の相談にも乗ってくれました。諦めていた矢先に同じ状況で働けることがとてもうれしくて、オムニスに入ることにしました。
育児と仕事の両立で大変だったこと
毎日時間に追われていて、ホッと一息ついた頃にはいつも寝る時間になっています。会社では仕事が残っていても帰らなくてはいけないとき、「もう少し時間があればいいな」と思うことは多々ありました。
オムニスではリモートワークを活用することにより、残りの仕事を自宅で終わらせることができるようになりました。
また、子供を連れての出社も可能としていただいているので、スタッフの皆様に助けられな
がら頑張ることができています。子供にも自分が仕事をしている姿を見せることができます
し、何より働きやすい環境を与えてくれていることに本当に感謝しています。
1日のスケジュール
6時:起床、お弁当作り
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7時:子供(兄)送り出す
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8時:子供(弟)送り出す
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9時半:会社到着
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15時:上の子の帰宅時間に合わせて家に到着
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15時以降:自宅でお仕事再開
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17時:家事、ご飯
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21時:子供就寝。残っている仕事があればやるか、あとは自分の時間。
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24時:就寝
編集後記:子育て中はリモートワークできる環境が便利ですね!
リモートワークを活用して、お仕事をしているママワーカーさんの中には、朝方の時間のほうが仕事がはかどるとおっしゃる方もいます。
時短勤務はありがたいのだけれど、仕事できる時間が短かくなることで、歯がゆい思いをすることもあるようです。もし、中西さんのようにリモートワークができれば、自分の集中しやすい時間帯に家で仕事ができるので、とても便利ですよね。
このような働き方は、私自身の理想でもあります。子供のそばにいながら、時間や場所にしばられずお仕事がしてみたいと考えて、プログラミングの勉強などもして、現在では在宅ワークを実現しました。
私が勉強したのはGeekGirlLaboという通信講座です。
GeekGirlLaboとは、このサイトを運営している私たちが作っているプログラミングスクールなんです。女性が働きやすい環境を手に入れられるために作られたプログラミングスクールで、理想の働き方に合わせたコース内容を提案しています。
卒業後の就職先支援などもしているスクールなので、詳しくは下記サイトをご覧になってください。