萩原 由紀
最新記事 by 萩原 由紀 (全て見る)
- 長時間残業は生理不順の原因に!~女性の健康を守る仕事のコツ~ - 2017年8月13日
- 子供が欲しい、でも夜勤はどうする?~働く女性の労働時間事情~ - 2017年8月13日
- 特集!女性の長時間残業問題~その影響と解決策を探る9のトピック~ - 2017年8月13日
- 長時間残業は不妊改善の妨げ?~女性の仕事と幸せの両立を探る~ - 2017年8月13日
- みんなの労働時間、どのくらい?女性におすすめの仕事を徹底検証! - 2017年8月13日
夜勤ありの主な仕事
夜勤というと、代表的なのは医療・福祉業界ですが、それ以外の業界でも、深夜勤務は存在します。整理してみると、主な仕事として下記のようなものが挙げられます。
また、「夜勤」という用語は使わず「宿直」という言い方になりますが、下記の仕事も泊まり込みの日があります。
こうしてみてみると、どれも専門性があり、やりがいを持って勤められる仕事ばかりです。
夜勤は、その分の手当が出ますから、お給料的にも魅力がありますよね。
仕事にプライドと責任感を持って仕事をしている女性ほど、子供が欲しいと思った時に、育児と両立できるのか悩んでしまいますね。
インタビュー!夜勤の日の子供の世話、どうしていますか?
では、実際に夜勤ありで働く女性たちは、当日の子供の世話をどう手配しているのでしょうか。5人の女性にインタビューしてみました。
- 夫も同じ業界なので、お互いのシフト表を共有して、どちらかが夜勤の日には、どちらかが家にいるように調整して、子供の面倒をみています。(介護職・25歳)
- 実家が近いので、夜勤の日は夕方から母に来てもらっています。子供や夫の夕飯は、私が作ってから出勤します(コールセンター、36歳)
- 病院の託児所が24時間やっているので、子供はそこに預けます(看護師・32歳)
- 今はもう子供たちが大きくなったので、お留守番させています。預ける人がいなかったので、子供が小さいときは、夜勤なしでお給料が安い時短勤務にしてもらっていました(印刷会社、42歳)
- 2世帯で住んでいるので、私が夜勤の日は、義母が全面的にバックアップしてくれます。子供はおばあちゃん大好きで特別感があるみたいで、楽しそうにしています(工場勤務・23歳)
皆さん、家族の協力を得たり、職場の理解を得たりなど、誰かの手を借りて夜勤を乗り切っているようです。
女性の多い職種の場合、子供のことを考えた工夫がされている場合もあります。
特に大きい病院は、看護師さんの確保に力を注いでいますから、子供を預けられる施設が併設されていることも多いようですね。
反面、男性が多い職場の場合、産休・育休などの最低限の制度しかなく、職場の理解も得にくく、夜勤の日の子供の世話をどうするか、一人で何とかせざるを得ないケースもあるようです。
どちらにしても、自分以外の人の協力を全く得られない環境だとすると、夜勤と子供の世話の両立は難しいかも知れません。
現在の経験を活かした転職例
もし、子供に関して誰の手も借りられず、職場の理解も得られない場合には、転職という選択をすることになるでしょう。
今の経験を活かして目指せる業種にはどんなものがあるか、参考までにまとめてみました。
看護師・介護職
医療・福祉業界の人たちは、クリニックやデイサービスなど、同じ業界内でも、夜勤なしで勤められる職場があります。そういったところを目指しても良いですし、ケアマネージャーへ転身という手段もあります。また、業界から離れるのであれば、専門知識と対人スキルを生かして、看護師ならMR、介護職なら介護専門の人材紹介営業などといった道も考えられます。
コールセンター
24時間営業ではないコールセンターに転職しても良いですし全く別の業界を目指すなら、顧客受けの良いトークを求められる企業受付・営業事務なども良いでしょう。テレアポの経験があれば、営業などで活かしても良さそうです。パソコン操作が好きであれば、少し勉強をして、WebやIT業界を目指しても良いかも知れません。
病院事務・介護事務
病院事務・介護事務も、入院・入所設備のない職場を選べば、同じ仕事のまま夜勤なしの環境を手に入れられます。全く別の業界を目指すのであれば、事務職であれば応用が効きます。さらにもう一つ専門性を、ということであれば、パソコンスキルを磨き、Web・IT業界も目指せるでしょう。
製造業のライン
製造業のラインの仕事は、交代制で24時間稼働している職場が多いため、夜勤なしを目指すとなると、別の業種へ転職することになる可能性が高そうです。ものづくりという観点から考えると、Web・IT業界などがおすすめです。ただしこの場合、パソコンスキルをイチからしっかり学ぶ必要があります。CADなどの経験があると、入りやすいかも知れませんね。
印刷会社
もしオペレーター業務などに携わっていれば、広告業界などでスキルを活かせると思います。また、イラストレーターやPhotoshopの操作経験があれば、デザインスキルを学んでWebデザイナーという選択をしても良さそうです。
やりがいだけでなく
子供との時間も大切にできる仕事とは
正社員の長時間労働が当たり前になっている日本では、仕事と子供の世話に忙殺され、毎日とても大変な思いをしている女性が少なくありません。
そんな中、リモートワークという「雇われながら自宅で仕事をする」という新しい働き方が登場してきました。
現在、WebやITの業界で積極的に取り入れられている働き方で、子供との時間を大切にするという観点から考えると、とても理想的です。
もし、ワードやエクセルなどの最低限のパソコン操作ができ、興味があるのであれば、プログラミングを学んでIT業界への転職という選択肢を得ることをおすすめします。
このサイトは、女性が理想の生き方を手に入れることを応援するプログラミングスクール「GeekGirlLabo」が運営しています。
受講期限のない通信講座ですので、夜勤など勤務が不規則だったり、子供がいて自分の時間があまり取れない方でも、自分のペースで納得いくまでじっくり学ぶことができます。
またGeekGirlLaboでは、受講生のためのIT企業就職サービスも行っており、希望する勤務形態の就職先をあなたの代わりに探してくれます。
女性スタッフによる面接指導も受けられ、採用面接当日も同行してくれるため、新しい業界に踏み込む不安を払拭してくれますよ。
しかも、初心者向けWeb制作コース(受講料98,000円)でスキルを学び、就職サービスで就職を決めれば、最大10万円の祝い金が支給されます。
初心者がIT企業でリモートワークを目指す場合、キャリアプランとして、まずは通常の勤務形態で就職をして経験を積み、実力がついたら、改めてリモートワーク導入企業へ転職するという段階を経る必要があります。
その時、実質無料でその最初の第一歩を踏み出せるGeekGirlLaboのサービスは、心強い味方です。
夜勤を頑張ってきたあなたは、プロとしての自覚をもって仕事のできる人だと思います。
勉強をしてスキルを身に付け、専門職として活躍しながら子供との時間も確保できる環境を、目指してみてはいかがでしょうか。