パワハラ 職場の悩み

働く女性のモラハラ対応法~パワハラとの違い・対処法について~

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萩原 由紀

産業カウンセラー、第一種衛生管理者。 前夫との離婚をきっかけに、人材派遣業の世界へ飛び込んだインドア女。営業としてキャリアを積み支店管理者まで勤めたが、再婚を機に、自営業の夫を手伝うか自分のキャリアを追求するか迷い、思い切って退職。Webのスキルを学ぶ。現在は、ある組織に勤めシステム管理と衛生管理を兼任する傍ら、フリーランスとしても自宅で仕事をしている。
mobbing言葉の暴力で人格を否定し、自信と能力を失わせるモラハラ。その特徴は、加害者によって言葉巧みに「自分が悪い」と認識させられるため、被害者本人がハラスメントを受けていると自覚しにくい点にあります。家庭やカップル同士のトラブルとして話題に出ることが多い問題ですが、職場の上司・部下、同僚間でも同じようなハラスメントが存在します。ここでは、働く女性が職場でそのような目にあった時、どう対処すればよいのか探ってみたいと思います。

女性が職場で受けやすいモラハラとは

セクハラやパワハラもモラハラに含まれますが、パワハラが権威を利用して嫌がらせを行うと定義されているのと異なり、モラハラは部下から上司という構図も成り立ちます。

被害者は、男性女性問わず発生していますが、女性の場合を特筆して述べると、仕事ができるがゆえに出世欲の強い男性社員から「女のくせに」と妬まれて嫌がらせをされる、というケースがあるようです。

このハラスメントの提唱者である精神科医、マリー=フランス・イルゴイエンヌ氏の著書「モラル・ハラスメントが人も会社もダメにする」に、興味深い記載があります。

氏によると、私企業よりも公的機関でのモラハラの方が長期間にわたり行われ、その理由として、「『組織の内部で権力争いをする道具』として、モラル・ハラスメントが使われる」というのです。

つまりモラハラは、「相手を蹴落とし自分が優位に立つために行われる精神的暴力」なのです。

  1. 挨拶しても無視をする
  2. 仕事の情報を自分にだけ流さない
  3. クズとか無能呼ばわりされたり、生きている価値がないなどと罵倒される
  4. さらに、「そういう言動を取らせるお前が悪い」「お前のためにあえて罵倒している」と、発言した自分の責任を被害者になすりつける

職場の中で上記のような言動が行われていたら、「これは適正な業務指導ではなくハラスメントなのでは?」と注意を払うようにしてください

モラハラに気付くにはどうしたら良いか

先ほど、4つの言動を上げましたが、最大の特徴は(4)です。

「お前がそうさせている」「お前のためだ」と言われることで、被害者は「自分に悪いところがあった」と思い込まされます

しかし、仮に被害者が本当に仕事のできない人であっても、「怒る・怒らない」、「罵倒する・罵倒しない」は加害者が自分の責任によって決めること。
言われる側が、相手の責任まで引き受けてあげる必要性はありません。

特に女性は、相手の言葉を真面目に受け取って、真剣に悩みがちです。

反省することはとても重要なことですが、相手の言うことをただ鵜呑みにして自分が悪いと思うことは避け、相手と自分の行動を客観的にとらえるようにしましょう

職場でモラハラを受けたらどう対処するか?

客観的に考えて、もし相手のしていることがハラスメントだと分かったら、まずは自分で自分を責めることを止めましょう。

仮に被害者が反省して行動を改めても、加害者は自分が上に立つため、被害者の新たな欠点を見つけて責め立ててくるだけだからです。

そして、職場でのハラスメントは、原則、しかるべき機関に相談して解決することがセオリーです。

  • まずは上司や人事部・職場のハラスメント相談窓口
  • 会社側の対応が悪いようであれば、労働局の相談窓口や労働組合

また、もし嫌がらせが原因でメンタル不調を起こしているようでしたら、カウンセリングなどの専門家のケアも平行して受けてください。

メンタル不調は、一度かかってしまうと本調子に戻すまで時間がかかります。その後の仕事に支障が出てしまう可能性もありますので、安易にとらえないことが大切です。

もう辞めたい、そう思ったら

相談をして解決に向けて動き出しても、中には被害を会社が取り合ってくれず、相当に長期化するケースもあるようです。

そんな場合、筆者の個人的意見を正直に申し上げるのであれば、モラハラを我慢せず退職しても良いと思っています。

何事も経験とは言いますが、根拠が加害者の中にしかないような事柄で責められ、自信を無くして心の元気を失ってしまうのは、あまりに勿体ないことだからです。

ただし、仕事をして稼がないと、人間は食べていかれません。次の職をどう見つけるかよく考えて、転職する必要があるでしょう。

転職時には、仕事のスキルがものを言います。筆者が最近女性におすすめしているのは、リモートワーク(在宅勤務)という選択があり、結婚・出産・育児など女性の人生にある転機でも仕事が続けやすい、Web制作などのITスキルです。

このサイトは、筆者がプログラミングを学んだGeekGirlLaboという女性向けのプログラミング通信スクールが運営しています。
女性のためのプログラミングスクールというだけでも十分特徴的なのですが、さらに卒業後、IT業界で実力をつけたい女性のための転職サービスGeekGirlCareerを利用することができるのです。

このスクールであれば、新たなスキルを身に付けたけれど、転職先が見つからないという不安を払拭してくれます。

リモートワークを目指すなら、ある一定以上の実力が必要になりますので、こういった転職サービスを活用して初心者OKの求人を探し、経験を積んだ後はリモートワーク導入企業を探してもらうと良いでしょう。

しかも、初心者が入りやすいWeb就職コースの受講料は98,000円ですが、GeekGirlCareerを活用して就職先を見つけられれば、祝い金として最大10万円が支給されます

実質、受講料無料で新しい業界への第一歩を踏み出せる。他ではなかなかない、魅力的な取り組みではないでしょうか。

自分をすり減らすモラハラからは、逃げるが勝ちという考え方もあります。
自分を育ててくれる環境の職場に脱出するため、新たなスキル習得を目指してみてはいかがでしょうか。

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